TOPIK(韓国語能力試験)完全ガイド:初心者から上級者まで徹底解説

韓国語

韓国語を勉強している皆さん、自分の実力を測りたい、または韓国語力を証明する資格が欲しいと思ったことはありませんか?そんな時に役立つのが「TOPIK(トピック)」です。この記事では、TOPIKの基礎知識から勉強法、よくある質問まで、受験に必要な情報を網羅的に解説します。

※この記事はアフィリエイトを利用しています

目次

  1. TOPIKとは?
  2. 試験の種類とレベル
  3. 試験の構成と採点方式
  4. 受験申し込みの流れ
  5. レベル別・科目別勉強法
  6. おすすめ教材とリソース
  7. 学習スケジュールの立て方
  8. 試験当日の注意点
  9. よくある質問
  10. まとめ

1. TOPIKとは?

TOPIK(Test of Proficiency in Korean)は、韓国政府の教育部と国立国際教育院が主管する唯一の公式韓国語能力試験です。1997年に開始されて以来、世界中で実施されており、現在では80カ国以上、約400カ所で年間35万人以上が受験しています。

TOPIKの目的

  • 韓国語を母語としない人々の韓国語使用能力を測定・評価
  • 韓国への留学や就職時の語学能力証明
  • 韓国語学習者の学習方向を提示し、韓国語普及に貢献

有効期限

TOPIKの成績は2年間有効です。留学や就職で使用する場合は、有効期限内であることを確認しましょう。


2. 試験の種類とレベル

TOPIKは2つの試験に分かれており、それぞれ異なるレベルを測定します。

TOPIK I(初級)

1級

  • ハングルの読み書きができる
  • 自己紹介、買い物、注文など日常生活に必要な基礎的会話が可能
  • 約800語の基礎語彙と基本文法を理解
  • 簡単な文章を理解し、作成できる

2級

  • 電話、依頼など日常生活に必要なやや複雑な会話が可能
  • 約1,500〜2,000語の語彙を使用
  • 公共施設の利用や社会的関係維持に必要な基礎的な言語機能を遂行
  • 公式的な場と非公式的な場を区別して使用できる

TOPIK II(中上級)

3級

  • 日常生活や業務に必要な基本的な言語機能を遂行
  • 約2,500〜3,000語の語彙を使用
  • 文語と口語を区別して基本的に理解し使用できる
  • よく使われる慣用表現や代表的な韓国文化を理解

4級

  • 公共施設の利用や社会的関係の維持に必要な言語機能を遂行
  • 約4,000〜5,000語の語彙を使用
  • ニュースや新聞記事の内容を理解できる
  • 社会的・抽象的な話題について比較的正確に、流暢に理解し使用できる

5級

  • 専門分野における研究や業務遂行に必要な言語機能を遂行
  • 約6,000〜7,000語の語彙を使用
  • 政治、経済、社会、文化など幅広い話題について理解し使用できる
  • 公式的・非公式的、口語的・文語的な言語を適切に区別して使用できる

6級

  • 専門分野における研究や業務遂行に必要な言語機能を正確かつ流暢に遂行
  • 約8,000語以上の語彙を使用
  • ネイティブスピーカーに近い水準で言語機能を遂行
  • 韓国の文化、歴史、政治、経済などについて深い理解

3. 試験の構成と採点方式

TOPIK Iの構成

科目問題数時間配点
聞き取り40問40分100点
読解40問60分100点
合計80問100分200点

合格基準

  • 1級:80点以上(総点の40%以上)
  • 2級:140点以上(総点の70%以上)

TOPIK IIの構成

科目問題数時間配点
聞き取り50問60分100点
書き取り4問50分100点
読解50問70分100点
合計104問180分300点

合格基準

  • 3級:120点以上(総点の40%以上)
  • 4級:150点以上(総点の50%以上)
  • 5級:190点以上(総点の63%以上)
  • 6級:230点以上(総点の77%以上)

採点方式の注意点

  • TOPIK Iは客観式問題のみ
  • TOPIK IIは客観式+主観式(書き取り)
  • 書き取りは採点基準が厳格で、文法ミスや誤字は減点対象
  • どの科目も足切り点はなく、総合点で判定

4. 受験申し込みの流れ

試験日程

日本では年に3回実施されています。

  • 第1回:4月(申込:1月中旬〜2月中旬)
  • 第2回:7月(申込:4月中旬〜5月中旬)
  • 第3回:10月(申込:7月中旬〜8月中旬)

※韓国では年6回実施されています

申し込み手順

  1. 公式サイトにアクセス
    • 日本:韓国教育財団(https://www.kref.or.jp/)
    • 韓国:TOPIK公式サイト(https://www.topik.go.kr/)
  2. 会員登録
    • 初めての方は会員登録が必要
    • メールアドレス、パスワード、個人情報を入力
  3. 受験級の選択
    • TOPIK IまたはTOPIK IIのどちらかを選択
    • 両方の同時受験はできません
  4. 試験会場の選択
    • 希望する都市・会場を選択
    • 人気会場は早めに埋まるので注意
  5. 受験料の支払い
    • TOPIK I:4,500円程度
    • TOPIK II:5,500円程度
    • クレジットカードまたはコンビニ決済
  6. 受験票の確認
    • 試験の約1週間前にマイページからダウンロード可能
    • 印刷して試験当日に持参

申し込み時の注意点

  • 申込期間は約1ヶ月間と短いので見逃さないように
  • 人気会場は早期に満員になることがあります
  • 申込後のキャンセルや変更は原則不可
  • 写真は過去6ヶ月以内に撮影したものを使用

5. レベル別・科目別勉強法

TOPIK I対策(1〜2級)

聞き取り対策

基礎トレーニング

初級レベルでは、まず韓国語の音に慣れることが最優先です。毎日15〜30分、韓国語を聞く習慣をつけましょう。おすすめの学習方法は以下の通りです。

  • ゆっくり話される韓国語学習用ポッドキャスト
  • 字幕付きの韓国ドラマ(最初は日本語字幕、慣れたら韓国語字幕)
  • YouTubeの韓国語学習チャンネル
  • TOPIK I対策の聞き取り教材

シャドーイング練習

聞こえた音をそのまま真似して発音するシャドーイングは、聞き取り能力向上に非常に効果的です。過去問の音声を使って、毎日10分程度練習しましょう。最初は難しくても、続けることで確実に上達します。

問題演習

過去問を最低5〜8回分は解きましょう。間違えた問題は、スクリプトを見ながら何度も聞き直し、なぜ間違えたのかを分析することが重要です。聞き取れなかった単語はノートにまとめ、繰り返し復習しましょう。

読解対策

語彙力強化

TOPIK I合格には1,500〜2,000語の語彙が必要です。単語帳は1冊を完璧にすることを目指しましょう。効果的な暗記方法は以下の通りです。

  • 例文とセットで覚える
  • 声に出して読む
  • 実際に書いてみる
  • スマホアプリで隙間時間に復習

文法の習得

TOPIK Iで頻出の文法項目を確実にマスターしましょう。

重要文法:

  • 助詞:이/가, 은/는, 을/를, 에, 에서, 의など
  • 接続表現:-고, -지만, -아서/어서, -으니까/니까
  • 語尾:-겠-, -을 거예요, -고 싶다, -지 않다
  • その他:-기 때문에, -는 것, -을 수 있다/없다

読解スピード向上

60分で40問を解くため、1問あたり約1分30秒しかありません。時間内に解き終える練習が必要です。

練習方法:

  • 過去問を必ず時間を測って解く
  • 最初は時間オーバーしても気にしない
  • 徐々にスピードを上げていく
  • 分からない問題は飛ばす勇気を持つ

TOPIK II対策(3〜6級)

聞き取り対策

多様なジャンルに触れる

中上級レベルでは、ニュース、ドキュメンタリー、インタビュー、講義など、多様なジャンルの音声に触れることが重要です。

おすすめリソース:

  • KBS、YTN、JTBCなどのニュースサイト
  • Podbbangなどの韓国のポッドキャストアプリ
  • TED Talks韓国語版
  • 韓国の大学のオンライン講義

毎日のルーティン

  • 朝:韓国のニュースを10分聞く
  • 通勤・通学時:ポッドキャストやドラマの音声を聞く
  • 夜:過去問の聞き取り問題を1〜2セクション解く

メモ取り練習

試験中、重要な情報を素早くメモできる能力が求められます。特に長い会話や講義形式の問題では、以下の情報を逃さずメモしましょう。

  • 数字(日付、時間、金額、統計など)
  • 人名、場所名
  • 問題の原因と解決策
  • 話者の意見や態度

聞き取りのコツ

  • 全ての単語を聞き取ろうとしない
  • キーワードと話の流れを掴むことに集中
  • 選択肢を先読みして予測を立てる
  • 話者のトーンや感情にも注意を払う

読解対策

語彙力の大幅強化

TOPIK II合格に必要な語彙数:

  • 3級:2,500〜3,000語
  • 4級:4,000〜5,000語
  • 5級:6,000〜7,000語
  • 6級:8,000語以上

漢字語の効率的学習

韓国語の約70%は漢字語由来です。日本語の漢字と関連付けて覚えると効率的に語彙を増やせます。

例:

  • 교육(教育)、경제(経済)、환경(環境)
  • 문화(文化)、역사(歴史)、사회(社会)
  • 정치(政治)、과학(科学)、기술(技術)

このパターンを理解すると、知らない単語でも意味を推測できるようになります。

多読による読解力向上

過去問以外にも、韓国のニュース記事やエッセイを毎日読む習慣をつけましょう。

おすすめサイト:

  • Naver뉴스(ニュース)
  • Daum브런치(エッセイ、コラム)
  • 한겨레신문、조선일보(新聞)

読み方のコツ:

  • 最初は辞書を使わず文脈から意味を推測
  • 分からない単語は後でまとめて調べる
  • 音読すると理解が深まる

時間配分の戦略

70分で50問を解くため、1問あたり約1分20秒しかありません。

効率的な解き方:

  1. 短い問題から解く(問1〜10)
  2. 中程度の問題(問11〜30)
  3. 長文問題(問31〜50)
  4. 難しい問題は飛ばして後で戻る
  5. 最後の5分で見直し

書き取り対策

書き取りはTOPIK IIの合否を分ける最重要科目です。配点も100点と高く、しっかりとした対策が必要です。

問題51〜52:短文作成(各10点)

与えられた2つの語彙を使って文法的に正しい文を作る問題です。

対策方法:

  • 基本文型を確実に習得
  • よく使われる文法表現を覚える(-기 때문에, -는 것이다, -을 수 있다など)
  • 毎日2〜3文ずつ作文練習
  • 添削を受けて間違いを修正

採点基準:

  • 語彙の適切な使用
  • 文法の正確性
  • 文脈の自然さ
  • 誤字・脱字がないこと

問題53:図表説明(30点)

グラフ、表、イラストなどから情報を読み取り、200〜300字で説明する問題です。

テンプレート例:

이 그래프는 [主題]에 대한 것이다.
[データ1]에 따르면, [内容1]이다/었다.
반면에 [データ2]는 [内容2]을/를 보여준다.
특히 [特徴的な点]이/가 눈에 띈다.
이러한 결과는 [原因や背景]때문인 것으로 보인다.

よく使う表現:

  • ~에 따르면(〜によると)
  • ~에 비해(〜に比べて)
  • ~을/를 차지하다(〜を占める)
  • 증가하다/감소하다(増加する/減少する)
  • 가장 높다/낮다(最も高い/低い)
  • ~을/를 보여준다(〜を示す)

練習方法:

  • 週2〜3回、実際に時間を測って書く
  • 様々なタイプの図表で練習
  • テンプレートを暗記して応用
  • 200〜300字の分量感覚を身につける

問題54:長文作文(50点)

与えられたテーマについて自分の意見を600〜700字で述べる問題です。配点が最も高く、最も重要な問題です。

基本構成:

序論(100〜150字)

  • 主題の提示
  • 問題提起または背景説明
  • 自分の立場の明示

本論(400〜450字)

  • 主張1+根拠・例示
  • 主張2+根拠・例示
  • (必要に応じて)反対意見とそれに対する反論

結論(100字程度)

  • 内容の要約
  • 最終的な意見の強調
  • 展望や提言

頻出テーマ:

  • 環境問題(リサイクル、気候変動、エコライフなど)
  • 教育(オンライン教育、教育格差、生涯学習など)
  • テクノロジー(SNS、AI、スマートフォンなど)
  • 仕事と生活(ワークライフバランス、在宅勤務など)
  • 人間関係(世代間ギャップ、コミュニケーションなど)
  • 健康(運動、食生活、ストレス管理など)

よく使う接続表現:

  • 먼저/우선/첫째(まず/第一に)
  • 또한/그리고(また/そして)
  • 반면에/그러나(一方で/しかし)
  • 예를 들어/예컨대(例えば)
  • 따라서/그러므로(したがって)
  • 결론적으로(結論的に)

練習方法:

  1. テーマごとに自分の意見と根拠を韓国語で考えておく
  2. 週2〜3回、時間を測って実際に書く(50分以内)
  3. 書いた作文を必ず添削してもらう
  4. よく間違える文法や表現をまとめてノートに記録
  5. 模範解答を読んで表現を学ぶ

添削を受ける方法:

  • オンライン韓国語学習コミュニティ
  • 語学交換パートナー
  • 韓国語教室の先生
  • オンライン添削サービス(HelloTalk、HiNativeなど)

6. おすすめ教材とリソース

総合教材

初級(TOPIK I対策)

中上級(TOPIK II対策)

過去問・問題集

  • TOPIK公式サイトで過去問が無料ダウンロード可能
  • 『TOPIK II 実戦模擬試験』ベレ出版
  • 韓国で出版されている問題集(교보문고、YES24で購入可能)

単語帳・語彙

  • 『TOPIK必須単語 完全対策』シリーズ
  • 『韓国語学習ジャーナルhana』の語彙特集
  • Anki、Quizletなどのフラッシュカードアプリ
  • NaverやDaumの韓韓辞典アプリ

オンラインリソース

公式サイト

  • TOPIK公式サイト:https://www.topik.go.kr/
  • 韓国教育財団:https://www.kref.or.jp/

ニュース・読解練習

  • Naver뉴스:https://news.naver.com/
  • Daum브런치:https://brunch.co.kr/
  • KBS뉴스:https://news.kbs.co.kr/

リスニング練習

  • KBS World Radio日本語:無料ポッドキャスト
  • YTN:韓国のニュース専門チャンネル
  • TED Talks韓国語版

YouTubeチャンネル

  • Talk To Me In Korean
  • Korean Unnie
  • Study Korean with Jo
  • 한국어 선생님(韓国語の先生)

学習アプリ

  • Anki(フラッシュカード)
  • HelloTalk(語学交換)
  • HiNative(質問アプリ)
  • Papago(翻訳アプリ)
  • Naver辞書アプリ

添削サービス

  • Lang-8(相互添削)
  • iTalki(オンライン韓国語レッスン)
  • HiNative Trek(有料添削サービス)
  • Cafetalk(オンライン韓国語レッスン)

7. 学習スケジュールの立て方

試験3ヶ月前:基礎固め期

やるべきこと

  • 語彙と文法の集中学習
  • 過去問1〜2回分で現在の実力を把握
  • 弱点の明確化(聞き取り、読解、書き取りのどれが弱いか)

1日の学習時間:1〜2時間

  • 語彙:30分(単語50〜100個)
  • 文法:30分(1〜2項目)
  • 過去問演習:週末に1回分

目標

  • TOPIK I:基礎単語1,500語習得
  • TOPIK II:語彙3,000〜5,000語習得、基本文法の完全理解

試験2ヶ月前:弱点強化期

やるべきこと

  • 弱点科目の集中強化
  • 過去問を週1回分のペースで解く
  • 書き取り(TOPIK II)の本格練習開始

1日の学習時間:2〜3時間

  • 弱点科目:1時間
  • 語彙復習:30分
  • 過去問演習:1時間(週1回は丸ごと1回分)
  • 書き取り練習:30分(週3回)

目標

  • 過去問4〜6回分完了
  • 書き取りのテンプレート習得
  • 聞き取り・読解の時間配分に慣れる

試験1ヶ月前:実践演習期

やるべきこと

  • 本番と同じ時間配分で過去問を解く
  • 書き取りの仕上げ
  • 間違えやすい文法・語彙の総復習

1日の学習時間:3〜4時間

  • 過去問演習:2時間(週2〜3回は丸ごと1回分)
  • 書き取り練習:1時間(毎日)
  • 弱点復習:1時間

目標

  • 過去問8〜10回分完了
  • 各科目の時間配分を完璧に
  • 書き取りでどんなテーマでもスムーズに書ける

試験1週間前:総仕上げ期

やるべきこと

  • これまでの復習に徹する
  • 新しいことは学ばない
  • 体調管理を最優先

1日の学習時間:1〜2時間

  • 単語帳の最終確認
  • 文法ノートの見直し
  • 過去に間違えた問題の復習
  • 書き取りテンプレートの暗記確認

試験前日

  • 軽く復習する程度(30分〜1時間)
  • 早めに就寝
  • 持ち物の最終確認

学習継続のコツ

習慣化

  • 毎日同じ時間に勉強する
  • 最初は15分でも良いので毎日継続
  • スマホのリマインダーを活用

モチベーション維持

  • 合格後の自分をイメージする
  • 学習記録をつける(アプリやノート)
  • SNSで学習仲間を見つける
  • 定期的に韓国のコンテンツを楽しむ

スランプ対策

  • 勉強方法を変えてみる(場所、時間帯、教材など)
  • 好きな韓国ドラマや音楽でリフレッシュ
  • 1〜2日完全に休むのも有効
  • 目標を小さく分割して達成感を得る

8. 試験当日の注意点

持ち物チェックリスト

必須

  • 受験票(印刷したもの)
  • 身分証明書(パスポート、運転免許証、学生証など写真付き)
  • 黒色ボールペンまたはサインペン(書き取り用)
  • HBまたはBの鉛筆、消しゴム(マークシート用)

推奨

  • 予備の筆記用具
  • 腕時計(会場に時計がない場合あり)
  • 飲み物(フタ付き)
  • 軽食(休憩時間用)
  • ティッシュ、ハンカチ
  • 羽織るもの(会場が寒い場合に備えて)

禁止物

  • 携帯電話、スマートウォッチ(電源を切ってカバンに)
  • 辞書、参考書
  • メモ用紙

当日のスケジュール

TOPIK I

  • 集合時間:9:40まで(厳守)
  • 試験時間:10:00〜11:40(100分)
    • 聞き取り:10:00〜10:40(40分)
    • 読解:10:50〜11:50(60分)

TOPIK II

  • 集合時間:12:30まで(厳守)
  • 試験時間:13:00〜16:00(180分)
    • 聞き取り:13:00〜14:00(60分)
    • 書き取り:14:10〜15:00(50分)
    • 読解:15:10〜16:20(70分)

試験中の心構え

時間配分を守る

  • 難しい問題に時間をかけすぎない
  • 分からない問題は飛ばして後で戻る
  • 最後の5分は見直しに使う

マークミスに注意

  • 問題番号とマークがずれていないか確認
  • マークは濃く、はっきりと塗る
  • 消すときは完全に消す

書き取りのポイント

  • 問題用紙に下書きしてから解答用紙に清書
  • 字数制限を守る(±10%以内)
  • 丁寧に書く(読めない字は減点)
  • 最後に誤字脱字をチェック

メンタル管理

  • 緊張しても実力は発揮できる
  • 1問のミスに引きずられない
  • 深呼吸でリラックス
  • 最後まで諦めない

9. よくある質問(FAQ)

Q1. TOPIK IとTOPIK II、どちらを受験すべき?

A: 学習歴を参考に選びましょう。

  • 学習開始〜6ヶ月:TOPIK I
  • 6ヶ月〜1年:TOPIK IまたはTOPIK II
  • 1年以上:TOPIK II

迷った場合はTOPIK IIをおすすめします。3級が取れなくても、自分の実力を正確に把握でき、次回の目標が明確になります。

Q2. 何ヶ月前から勉強を始めればいい?

A: 目標級によって異なります。

  • 2級目標:2〜3ヶ月
  • 3級目標:3〜4ヶ月
  • 4級目標:4〜6ヶ月
  • 5〜6級目標:6ヶ月〜1年以上

ただし、これは1日2時間程度勉強した場合の目安です。学習時間が少ない場合は期間を長く取りましょう。

Q3. 独学でも合格できる?

A: はい、可能です。特に3級までは独学でも十分合格できます。

独学成功のポイント:

  • 良質な教材を選ぶ
  • 毎日継続して勉強する
  • 過去問を繰り返し解く
  • オンラインリソースを活用
  • 語学交換パートナーを見つける

4級以上を目指す場合や、書き取り対策では、添削を受けられる環境があると有利です。

Q4. 過去問は何回分解けばいい?

A: 最低でも5〜8回分、できれば10回分以上解くことをおすすめします。

過去問の効果的な使い方:

  1. 初回:時間を測って本番さながらに解く
  2. 復習:間違えた問題を徹底的に分析
  3. 2回目以降:弱点を意識しながら解く
  4. 3回目:完璧に正解できるまで繰り返す

同じ問題を何度も解くことで、問題パターンが身につきます。

Q5. リスニングが苦手です。どうすればいい?

A: 毎日韓国語を聞く習慣をつけることが最も重要です。

効果的な練習法:

  • 毎日30分以上韓国語を聞く
  • シャドーイング練習
  • ディクテーション(聞いた内容を書き取る)
  • 韓国ドラマを韓国語字幕で見る
  • 過去問の音声を繰り返し聞く

最初は聞き取れなくても、3ヶ月継続すれば必ず上達します。

Q6. 書き取りで高得点を取るコツは?

A: テンプレートを覚え、ひたすら練習することです。

高得点のポイント:

  • 文法ミスを絶対にしない
  • 字数制限を守る(±10%以内)
  • 丁寧に書く(汚い字は減点)
  • 多様な表現を使う(同じ表現の繰り返しは避ける)
  • 論理的な構成を守る(序論・本論・結論)

週2〜3回、実際に時間を測って書く練習をし、必ず添削を受けましょう。

Q7. 試験当日に緊張しそうです

A: 緊張は誰にでもあります。以下の方法で対処しましょう。

  • 事前に会場の場所を確認しておく
  • 当日は余裕を持って早めに到着
  • 深呼吸やストレッチでリラックス
  • 「緊張しても実力は発揮できる」と自分に言い聞かせる
  • 試験開始前に簡単な問題を解いてウォーミングアップ

準備を十分にしていれば、本番でも実力を発揮できます。

Q8. 不合格だった場合、どうすればいい?

A: 結果を分析し、弱点を強化して再挑戦しましょう。

次回に向けて:

  1. 成績表で各科目の点数を確認
  2. 特に点数が低かった科目を重点的に学習
  3. 勉強方法を見直す
  4. モチベーションを保つ(合格者の体験談を読むなど)

TOPIKは年3回実施されているので、次のチャンスはすぐにやってきます。諦めずに継続することが大切です。

Q9. 合格後、証明書はどこで使える?

A: 様々な場面で活用できます。

主な用途:

  • 韓国の大学への留学(語学堂免除、入学要件)
  • 韓国企業への就職
  • 日本企業の韓国関連部署への配属
  • 履歴書・職務経歴書への記載
  • 韓国での就労ビザ取得
  • 自己研鑽の証明

特に4級以上は多くの場面で評価されます。

Q10. オンラインで受験できる?

A: 現在、TOPIKはオンライン受験に対応していません。全て対面での受験となります。

ただし、2024年から一部の国でIBT(Internet-Based Test)の試験運用が始まっているため、将来的にはオンライン受験が可能になる可能性があります。最新情報は公式サイトで確認してください。


10. まとめ

TOPIKは韓国語学習者にとって、自分の実力を客観的に測り、証明できる貴重な機会です。この記事で紹介した勉強法や戦略を実践すれば、必ず目標級に到達できます。

合格への5つのポイント

  1. 明確な目標設定:自分のレベルに合った級を目指す
  2. 計画的な学習:3ヶ月以上前から準備を始める
  3. 継続が力:毎日少しずつでも勉強を続ける
  4. 弱点克服:苦手科目を重点的に強化する
  5. 実践演習:過去問を繰り返し解いて問題形式に慣れる

最後に

韓国語学習の道のりは決して平坦ではありません。スランプに陥ることもあるでしょう。しかし、諦めずに続けることで、必ず実力は向上します。

TOPIKはあくまで通過点です。合格することが最終目標ではなく、韓国語を使って何をしたいか、どんな経験をしたいかを常に意識しながら学習を続けてください。

この記事が皆さんのTOPIK合格と、その先の韓国語学習の助けになれば幸いです。

여러분의 합격을 진심으로 응원합니다! (皆さんの合格を心から応援しています!)


この記事は2026年1月時点の情報に基づいています。試験の詳細や申込方法は変更される可能性があるため、受験前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

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